笑いのツボは大事です

今更だけど、見合いin名古屋話を。

前回伊勢で会った人から電話があり、再度会う為に名古屋へ。
相手が埼玉なので、間を取ってみた。

自分の中では１回目で結論出てたけど、周囲が早計だとうるさいもんで。
２回目に会って、決定打が出ました。
「笑いのツボが合わない」。

昼食後、元地裁の建物に行き、昔の裁判所の説明を拝聴。
名古屋で副検事やってたから、彼にとって一番得意なフィールドですわな、これ。
さらに、拘置所の前を通り…絞首刑の話など（笑）。

死刑制度と絞首刑の話をするデート。ま、別にいいですけど。
その後のデートコースは、ワタクシたっての希望で「ノリタケの森」へ。

ノリタケの工場見学で私が一人ウキウキしていると、コース内で絵付け体験をやっていた。
真っ白な皿に好きな絵を自由に描いてよいらしい。

いいなーやりたいなーと様子を覗いたら、どこから見ても完璧な「名古屋嬢」が絵付け挑戦中。
金に近い茶髪はもちろん「名古屋巻き」、上下アイラインばっちり、
つやつやリップグロス、ちょいギャル系名古屋嬢がお皿に描いていたものは…。

 

あろううことか、「ヴィトンのモノグラム」！！
ちょい前に流行ったカラフルなやつだ。

…名古屋嬢、どんだけヴィトン好きやねーーーん！！
さすが日本一ヴィトンが売れる街・名古屋。
しかも、モノグラムがめいっぱい主張してる新作がバカ売れするというお土地柄。
てゆーか、ノリタケ自体がそれなりに有名なメーカーなわけでね……。
その皿にヴィトン柄ってあんた…。

勝手にコラボ、勝手にパチモン。
さすがは名古屋嬢、ヴィトン愛のレベルがちゃうな。おもろすぎる。

私的にコレ、大爆笑で。
友達が隣にいたら、バンバン腕叩いてウケてたと思いますが、
控えめに彼にお伝え申し上げたら…反応が、ない。
どうやら、何がツボおもろいのか理解できない様子。
……え。おもろいやん。

おもろくない？ない？？

どこから説明したらいいの。

「名古屋嬢とは」っちゅう、「とはモノ」からか？

うーーん。

 

私、この話を現時点で5人に喋って、4人爆笑（除・うちの母）なんですけど。

桂小枝も食いつくってば。

 

うちの母は、「アンタがふざけすぎとーとやないとね」って。

「そんくらい真面目が一番よ。なんも面白くなくてよかとよ」って。

「笑いのツボ」が合わない人と一緒にいるのはツラくないのだろうか。

 

そして、昨日のアラシちゃんを見てシミジミと。

「ニノミヤくん、嫁にもろて～～～」（亡き若井みどり風に）。

あくまでも「旦那様になって欲しい」ではなく、「嫁にも・ろ・て～～」です。

この違いは譲れないぞ。

甚だ迷惑な押しつけ感じを最大限に出すのがポイント。

 

でも私、ニノちゃんのツッコミ1回毎にツボ押されてウケちゃいますから。

「ニノちゃんが一番面白い♪」

一番嬉しい褒め言葉でしょ。きっと。

和子ママもそうやって息子褒めてたしね。

 

名古屋での最大の収穫は、「ノリタケの森」のアウトレットセールでございました。

一人でテンション上がって、買い物に走っちゃいました。

 

あ。もいっこ。

休日の夕方、駅前高層ビルの展望台に上がるエレベーターには、

カップルと家族連れがテンコ盛りとしたモンです。

スーツ姿の男性がまばらに通るだけのエレベーターからは、行けないと思うんですよ。

そのビルに、確かに展望台があるとしてもね。

疑いもせず乗ろうとなさったんで、ビックリした。

客層違う感じですねぇ、ここからは行けなさそうじゃないですか～？とやんわり申し上げて、

さっさとＵターンして、展望台行きのエレベーターホールを探しましたが。

非常に真面目…なんだろうな…。とてもいい人なんだろうな…。

私みたいな、ふざけた腐○子にはもったいない人だと思いました。