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どっぷりarashiな戯言とか
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神カル試写の感想です。
ネタバレなので、読みたくない方は飛ばしてください。


































































































はい。

もう、いいかな?

 
てっきり試写室号泣なのかと予想してたら、違ったんです。
ところが一部レビューだと涙涙だとか。ありゃ。
私、どんな冷血漢だよ!?
でも、試写室にいた約15人は泣いてなかったんですが…。
 
ストーリーは御嶽荘の住人の話、大学病院の話、安曇さん話。
この3本が均等なのは原作と同じかな。
映画は安曇さんメインで引っ張るのかと思っていたので、ちょっと意外。
 
もちろん原作もそうなんだけど、この話は平成の時代とは思えない空気感なんだよね。
 
どーにも昭和70~80年代っぽさが漂う。
御嶽旅館にいるダメ住人2人は、私が大学時代くらいまでなら確かにこんな感じの自由が一定の範囲で認められていたと思うんだ。
一円にもならない議論で夜を徹して酒を飲むのが、学生の特権だった時代です。
今の大学生でそんなバンカラ(?)はレアじゃないかな。就職難だしね。
なので、あの空気感が現代の若い人にどのように伝わるのか、感想を聞いてみたい。
門出の桜のシーンは、映像化するとファンタジーだった。
 
細君のハルは、そんなデキ過ぎたヨメはおらんだろうって浮き世離れしたキャラなんだけど、
宮崎あおいって女優さんは、こういう雰囲気に完全に嵌り込む風情を持っているので、なんとなーく納得して見てしまう(笑)。
ま、山ガール系に見えるしね。
それと、大狸先生と古狐先生を足して割った「古狸先生」の柄本明は、一言も喋らず、ただ画面の端にいるだけで
「人となりと辿ってきた人生のアウトライン」を容易に想像できちゃう。
佇まいだけでほぼ理解させるのか。
このお2人はお得感のあるキャスティング。だって説明不要で済むもんね。
 
翔ちゃんは、全く持って櫻井翔のキラキラ感が消え去っていて、ぬぼーっとした変人でフザけてるのか疑うほど生真面目でダサくて、
ナデ肩は人間の肩のラインの常識を超えるほど落ちていた。
食堂にいるシーンだったかな。
画面に映るどの男女と比べてもそんな急傾斜はないぞ、とツッコミました。
あと、夜勤明けで椅子に仰向けでのけぞって寝てる一止くんが妙に可愛かった。
ただし、1ヶ所だけ。
大学病院でずらっと座る医師一同を前にカンファレンスを進行する場面。
内科的な見解を聞かれて、すっと背筋を伸ばしてスクリーンの画像をポインターで指しながら説明しはじめたところは
多分、ヲタみんな「ゼ~ロ~」と脳内に浮かぶはず。
あそこだけ、いきなり櫻井翔っぽかった(笑)。
 
序盤はクスっと笑えるシーンが多くて、リラックスしながらすーっと入っていけます。
 
バイク事故で骨折して運ばれてきて、「痛い痛い」と唸ってる若い男に包帯巻きながら、
 
「いたぁいねー。でも、ボクは内科医なんだよね。今度から夜バイク乗る時は当直医を調べてから乗るといいよ」。
すっとぼけた口調で和むよ。
 
アル中患者がこの病院の大半を占めるネタで、次々やってくる患者の言い分がまた笑える。
「お父ちゃん、お酒は止めたのよぉ」「そうや、1滴も飲んどらん」「焼酎全部捨てたの。今はビールだけっ!ビール専門、ねっ」。
「…ビールも止めてください」。とか。
 
安曇さんとの話は原作を読んだ時はキレイすぎるなぁと思ったけど、映画の方がもう少し人間臭く感じられた。
加賀まりこはキレイすぎたけど…。
 
切ないシーンもたくさんあって、本来は人の死に方や延命治療のあり方について考える話なんですが、
御嶽荘の人達の話が私は印象に残ってます。
そこにいる一止はわりと人並みに感情があって、「女の人から電話」と聞いて「おんなっ!?」と色めきたったりするもんで。
安曇さんが亡くなった後、号泣するシーンは高いトーンの嗚咽がなんか幼くてね。
ヒックヒック泣いてるもんで、とっても可愛い。けど、可愛いのが正解なのかは…どーなんでしょう。
 
最後のオチといいましょうか。
そこは原作にないネタを入れてました。
耳打ちするところで、それが何かは予想が付きますが。
原作以上に変人で仕事一筋なもんだから、そんなヒマあったんかいこの医者って感じですけども。

好き嫌いが分かれるような作品ではないので、一緒に見ようって誰を誘っても大丈夫。
今のしょーちゃんなら見てもらえる層も広いだろうし、今このタイミングでやることに意味があるのかもしれません。
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