姫のための映画

「隠し砦」の試写会に行ってきた。

長澤まさみ＆樋口監督の舞台挨拶付。

やはり告知を全くしてなかったらしく、客席がどよめいてたよ。

2400人の大規模試写会ですが、倍率40倍だったとMC。ホントかよ？？うそくせーなー。

 

今回は自力のノーコネなので、１８時４０分に座席引き換えしたら３階席B列（笑）。遠っ！

まさみちゃんは黒のバルーンキュロット姿で、NTTのCMまんまのしゃべり方…。

あれは同性的に好みが分かれるポイントだろうな。

途中質問に出た共演者の話題は、宮川大輔と阿部寛のネタのみ。

潤くんに関するコメントは一切なし。それってどーなの。

樋口監督はアメリカから直行で帰ってきたそうで、なら潤様も来れたのに、などとは言いません。

コンサ頑張っていただきたいので。

まさみちゃん「私は置いていかれましたけどぉ」って。

「姫役をどうしようか考えてたら、長澤さんが僕を見て笑っていたんです」「カレンダーのね」。とか、そんな会話。

見終わった後に食事が楽しくなる映画を作った！と樋口監督。

 

さて、映画ですが。

まず、この映画は東宝による長澤まさみの為の映画と思って見に行く方がいいと思う。

潤ファンは物足りないだろうなぁ。

カッコイイのは阿部寛、おいしい役は宮川大輔。

宮川大輔は、ほんと美味しい。

途中から、出てくるだけで笑い誘ってたくらい。

潤くんはあんまり見せ場ないんだよね。実際。

で、ヒロインまさみちゃんは、そんな喋り方できるんだって驚いたくらい凛々しい。

正義感の強い姫様を熱演。

東宝の姫がこれだけ綺麗に撮られてたら、東宝的には大満足ではないか。

冒頭の走るシーンだけは、足が遅そうに見えてアレですけど。

あ、椎名キッペーがまるっきりダースベイダーで笑った。

いつ「コー！！」って擬音が入るのかと思ったよ。

ネタバレになるので話は書きませんけど、展開早くて飽きないし、

映像が予想外に丁寧に仕上がっていて、スケールの大きさと疾走感がある。

話もまとまってて、娯楽映画として上出来。

続編が作れる終わり方だから、ぜひ見てみたい。

 

 

ところで、帰宅途中にコンビニ寄ったら、店内BGMで「Get Wild」が流れてて、

我慢できずに噴き出したってば。

もー、10円玉のくだりのGet Wild、腹痛くなるくらい笑ったちゅうの。

当分の間、Get Wild聴いたら無条件で笑ってしまいそうだ。